こんにちは、Shionです
今回は動画編集における音量の調整というちょっとピンポイントなお話をします
- 動画編集をするにあたって音量は何を目標にすれば良いのかわからない
- 各サービスの推奨する音量に合わせて書き出す方法が知りたい
どれくらいの音量を目指すのか?
ちょっと調べるとそれぞれの人が目安に値を持っていることがわかります
WEB配信用カンニングシートbySam&Niko
マスターのオーディオレベル:0 to -18db
会話のオーディオレベル:-1-5 to -10db
効果音のオーディオレベル:-1to -22db
音楽のオーディオレベル:-1 to-18 -28db
バックグラウンドのオーディオレベル:-1 to-18 -28db
vook.vc/n/359
声は-5dB
BGMは-24dB、音楽を聴かせたい演出のときは-15dB
SEは-5dB
https://kohrogi.com/?p=13159
周波数によって大きく聞こえるものや、小さく聞こえるものがあるようなので、「声は何dB前後、BGMは何dB前後」って決めておくのが良さそうです
どうやって調整しようか?
基本的には「適宜ちょうど良い値を探す」という必要があるので、オーディオクリップミキサーやオーディオゲインなどを使用する形になると思います
この辺は調べればいくらでも出てくるので、私からの提案は
『エッセンシャルサウンド』で『ラウドネスの一致』を実行し、-25LUFSにする
その後、オーディオトラックミキサーで調整するというのはいかがでしょうか?
全体のボリュームの調整方法
各サービスには推奨されるラウドネスがある場合があります
以下は推奨値であり、それより大きいと自動的に引き下げられる値です
-14LUFS Spotify
-16LUFS Apple Music
-14LUFS YouTube
-9LUFS AWA
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2007/30/news148_2.html
逆に言えば自動的に引き下げてくれるので、大きい分には問題無いのでは?と私は思っています
それはさておき、Premiere Proには指定したラウドネスに調整する機能が標準でついています
書き出し > メディア(ショートカット:Cmd+M)
見慣れているであろうこの画面の『エフェクト』>『ラウドネスの正規化』
ここで『目標ラウドネス』を各サービスに合わせて指定することで、簡単にラウドネスを調整することができます
プリセットの保存をしておくことで、次に使う時も簡単になります
『エフェクト設定を保存』にチェックすることをお忘れなく
まとめ
- 各サービスに合わせたラウドネスで書き出そう
- プリセットを保存しておくと便利