初心者向け

サイクルレイヤーについて【Adobe Character Animator】

こんにちは、Shionです

今回はChでの表現をリッチにするためには、必須のビヘイビアーである『サイクルレイヤー』についてお話しします

この記事のターゲット
  • サイクルレイヤーの使い方を知りたい
  • サイクルレイヤーでわからない設定がある

サイクルレイヤーとは

cycle=ひと回り、循環、サイクル

Chの機能として説明するなら、フォルダの中のレイヤーをサイクル(ひと回りさせたり、循環させたり)するものです

以下はサイクルレイヤーの機能のイメージです

使い方

サイクルレイヤーを使うための流れがこちら

  1. サイクルさせるためのレイヤーを用意する
  2. サイクルレイヤーのビヘイビアーを設定する
  3. トリガーに設定する

簡単ですね

1. サイクルさせるためのレイヤーを用意する

サイクルレイヤーはレイヤーの表示/非表示を順番に入れ替えていくものなので、そのた目のレイヤーを用意する必要があります

今回の怒りマークの場合は5パターン作成しました

以下のように適当な位置に配置します

1~5と名前をつけてありますが、名前付けはなんでも大丈夫です
また、順番が逆になってもビヘイビアーの設定で解消できます

2. サイクルレイヤーのビヘイビアーを設定する

Chの画面に戻り、怒りマークの横にある『+』ボタンから『サイクルレイヤー』をクリックします

ビヘイビアーの中に『サイクルレイヤー』が追加されたので適宜設定します

3. トリガーに設定する

『怒りマークフォルダ』をトリガーに設定します
1~5をまとめて入れるとかではなく、サイクルレイヤーを設定したフォルダを入れます

はい、完成です

次に『サイクルレイヤー』ビヘイビアーの設定項目について確認しましょう

サイクルレイヤー設定項目

開始

『トリガー時』『即時』『タイムラインと同期』から選択できます

調べたり使ってみたりしたんですけど、いまいちよくわからなかったです

デフォルトのまま『トリガー時』で使えばいいかと思います

レイヤー順

『上から下』『下から上』のどちらか

サイクルさせる順番を選べます

レイヤー順が以下の場合は『上から下』

  • 1
  • 2
  • 3

以下の場合は『下から上』を選んでください

  • 3
  • 2
  • 1

間隔

一つのレイヤーを何フレーム表示させるかを制御しています

適宜選んでください

サイクル

『1回』or『連続』

1回だけ再生させるか、無限にループさせるのかを選択できます

順方向の後、逆方向に再生

チェックボックスでON/OFFを切り替えられます

名前の通りですが、ONにすると順方向に再生したのち、逆方向に再生されます

以下のレイヤーの場合は1→2→3→4→3→2→1となります

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

最後のレイヤーを保持

チェックボックスでON/OFFを切り替えられます

名前の通り、ONにすると最後のレイヤーが保持され、表示され続けます

トリガーの終了時

『サイクルを完了』『直ちに終了』

サイクルを最後までやりきるのか、直ちに終わらせるかを選択できます

私の場合はほとんど『直ちに終了』を選んでます

一時停止後に続行

『トリガー時』or『トリガーの解除時』

『サイクルの一時停止』タグを使用した時のみ使用します

サイクルの途中で一時停止をさせたいという場合に、止めたいレイヤーに『サイクルの一時停止』タグを付けることで途中で止まるようになります

その後、残りを再生させる際に『トリガー』させた時なのか『トリガーを解除』させた時なのかを選ぶことができます

まとめ

  • サイクルレイヤーを使うことで順に再生させることができる
  • トリガーにはサイクルレイヤーを設定したフォルダを入れる

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA