初心者向け

トリガー・スワップセットの使い方【Adobe Character Animator】

今回はChの最も重要な機能のトリガーとスワップセットについて解説をします

この記事のターゲット

トリガーとスワップセットの使い方に不安がある方

動画で勉強したい方はこちらからYouTubeで見れます

トリガーの基本的な使い方

トリガーの使い方はとても簡単で、トリガーに設定したいレイヤー(ここでいうと怒りマーク)をトリガーウインドウにドラッグ&ドロップするだけです

トリガーの中に入れたあとは必要に応じて、以下を設定

  • キーボードショートカット(左の四角のテキストボックス)
  • ラッチのチェックボックス

 

キーボードショートカットの設定について

覚えやすく、使いやすく、好きなキーを設定していただければ大丈夫です

例:
まばたき(Mabataki)だから「M」とか
まばたき(Blink)だから「B」とか
なんでもOKです

また、別のトリガーに同じキーを設定すると同時に動作が行われます

ラッチ( latch )の設定について

Ch上ではラッチをONにすると、トリガーさせた際にその動作をそのまま留めておく、OFFの状態だと、キーボードを押している間だけ、トリガーに指定された動作がおこなわれる

一瞬だけ「まばたき」させたいとかであれば、ラッチはOFF
表情を一定時間変えたい場合は押し続けるのが大変なので、ラッチはON
大抵の場合はラッチはONが正しい挙動になるかと

ラッチ(latch):直訳すると掛け金
鍵をかけて固定、留めるみたいなものを想像していただけると正しいかと思います

トリガーの使い方

以下の順で説明していきます

  • ただ重ねるだけのトリガー
  • スワップセットを用いたトリガー
  • 複雑なレイヤー構造の場合のスワップセット

ただ重ねるだけのトリガー

上の画像のような表示/非表示だけのトリガー
メガネや帽子、怒りマークや汗などがこの使い方になるかと思います

上で説明したように表示させたいレイヤーをトリガーにドラッグ&ドロップすればOKです

スワップセットを用いたトリガー

スワップセットとは下の図の手のように交換(swap)して表示させたいものがあるときに使います

シンプルなトリガーと同じく、こちらも使い方は簡単で、フォルダをドラッグ&ドロップするだけです

そして、キーボードショートカット、ラッチ、デフォルトの設定をしてあげるだけです
デフォルトがONになっているものが、基本的に表示されるレイヤーになります

ただし、レイヤー構造が複雑な場合にはドラッグ&ドロップだけじゃうまくいかないことがあります

レイヤー構造が複雑なスワップセット

Daveの口(TalkContents)のレイヤー構造
  • TalkContents
    • Mouth(通常の口グループ)
      • Aa
      • Uh
      • ***
    • Single(笑うとか怒るとか動きのない口のレイヤー)
      • Smile
      • Surprised
      • Smile2
    • Alt(悲しい感じの口グループ)
      • Aa
      • Uh
      • ***

上のようになっている場合

上の太字赤字のレイヤー(Mouth, Smile, Surprised, Smile2, Alt)を一つのスワップセットにする必要がある
もっとも簡単なのは以下の通り
「+」ボタン > スワップセットを作成 から空のスワップセットを作成し

『Mouth, Smile, Surprised, Smile2, Alt』をCmdキーを押しながら順にクリックし、空のスワップセットにドラッグ&ドロップする
※Singleのフォルダは選んでいないので注意

必要に応じて、名称変更、キーボードショートカット、デフォルト、ラッチを設定したら完成です

まとめ

  • トリガー・スワップセットはドラッグ&ドロップでだいたいOK!
  • トリガーとスワップセットの使い分けは、単品か複数か

さらにスワップセットへの理解を深めたい方はこちら

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